YAPC::Asia 2014にレポータとして参加してきました

今年も去年に引き続きgihyo.jpのレポータとして参加させていただきました。下記公開されていますので是非ブクマなどしていただけると嬉しいです。

レポータについて

レポータ自体は今回で3回目ですが初めて英語セッションも担当できたのは個人的にはチャレンジでした。単に同時通訳++なんですが。。。でもいざやってみるととりあえずスライドだけ写真にとって残しておけばセッション中それほどメモとれなくてもなんとかなるのは発見でした。*1

いつも人手不足で声をかけていただく形で参加させていただいているのですが人気セッションでもプレス席確保してもらえて最前列で聞けるので興味あるかたは来年もあれば是非応募してみてください*2。私もPerlは仕事で使ってはいますが文章を書くということについては素人ですし、今回はプログラミング未経験の方も参加されてPerl入学式をレポートされたりもしているので日本語が読み書きできればだれでもできると思います。

開場について

今年も昨年に引き続き慶應義塾日吉キャンパスでしたが駅近で開場もコンパクトなので移動が楽なのは良かったです。ネットワークも快適でした。同時通訳++。コーヒーも両日頂きましたし、二日目は貸し切りHUB無料ビールもいただけて最高でした。ただ多目的ホールは立ち見が多くて少し気の毒だったかなと。。。

セッションについて

印象にのこったセッション

  • 「hrhm.info」 自分も仕事中のメインBGMはDream Theaterな程度にはメタルは好きなので。HM/HRの違い「ボーカルがモテるのがHRでギターがモテるのがHM」の説明が秀逸だった。発表者の方は懇親会にもいらっしゃったようなので最近のオススメとかお尋ねすればよかったけど非コミュ力を全力で発揮してしまい声かけらなかったのが心残り。。。
  • 「wri.pe」メモとるためにHerokuで月2万払っているというのは良い意味でcrazyだなぁと。でもアプリ開発以外のところで手こずると萎えるのは確かなのでそれ以外のところをお金で解決してると思えばありなのかも。むしろこれぐらい投資した方が本気になれてよいかもしれない。
  • Perl meets Real World 〜ハードウェアと恋に落ちるPerlの使い方〜 」 Raspberry PiArduinoは興味はあったものの違いもよくわからないので試せてなかったのが違いもわかって個人的にはすごくためになりました。とりあえずRaspberry Piクックブック( http://www.oreilly.co.jp/books/9784873116907/ )を買って帰った。
  • DBIx::Class - what is it and what is it good for?」なつかしい。最近はTeng使っているけどResultSetとかJoinとかたまに欲しくなるし*3自分が使ってた頃*4よりだいぶ進化している印象をうけたので久々につかってみたくなりました。
  • 「ウェッブエンジニアのためのローレベルプログラミング」 ハードウェアつながりでこちらも興味深く聞かせていただいた。プレゼン上手い。ローレベルといっても自分はC言語ぐらいでいいやという感じだったけどカジュアルにARMアセンブラから入るのがすごい。それでWEBアプリ作ってみようとは思えないけどRasPi買って必要になったら臆せずアセンブラも試して見たいとは思う。
  • 「Dockerで遊んでみよっかー」名前はよく聞くけど全く触ったことはなかったので揮発性のあるコンテナであるという話など基礎がわかってよかった。とりあえずセッション聞きながらvagrantVirtualBoxまではインストールしたけれど、プロダクション環境でつかうにはまだ課題が多いそうなので個人的にはしばらくは遠目にウォッチという感じかな。
  • Google BigQuery で DWH 構築 」最近hiveで集計したりしているけど何がつらいってちょっとしたクエリでも数十秒とかかかって、せっかちな自分は待ってる間に他のことしてたら忘れてて戻ったら結果間違っててやりなおしで全然進んでないみたいなのがよくあるので数秒で返ってくるとなる捗りそうだし試してみたい。
  • Plack for Fun and Profit (But Mostly Profit)」MasonとかClass::DBIとかレガシーなシステムを作りなおすのではなく活かしながら複数のpsgiアプリを組み合わせて再構成した話。つくりなおしたいって思うことは多いけど、既存資産をいかしつつビジネス的に現実的な判断をしていく姿勢は見習わないといけない。
  • 「Mobile Application Development for Perl Mongers [ninjinkun x gfx] 」まさに納得しない機能は作りたくないタイプの人間なのでユーザテストに参加するというのは実践したい。あとReactive Programmingも調べてみたい。
  • 「キーノート」 受託開発が楽しいという言葉を聞いた時最初「え?」って思ったけど、技術面やビジネス面でもチャレンジングな案件を選べるようになれば楽しそうだということがわかった。ただそうなるには自分に突出した技術と世間で認められるだけの実績がないと難しいだろうからすぐに真似できる話ではない。が目指したい姿ではあるので、目標として意識しつつ日々精進していけたらと思いました。

さいごに

Perlやってるところって増えてない(というか減ってる?)と思うけどYAPC::Asiaの参加者は毎年増え続けていてすごいイベントだなぁと思う。運営の方々は本当にお疲れ様でした。

*1:トークとデモのスタイルだと多分辛かったと思われる

*2:とこんなブログに書いたところで誰が見ているというのか

*3:プラグインはあるようですが

*4:あんまり覚えてないけど